コンビニのレジ前商品の裏側

暮らし

ファミリーマート、ローソン、セブンイレブンなど大手のコンビニでは必ずレジの横に揚げ物などのフライヤー商品を売っていますよね。揚げたての揚げ物が食べる事ができて嬉しいのですよね。
定期的に新商品も出て私たちの購買欲を刺激してきますが、そうしてフライヤー商品を売るのには大きな理由があるのです。

今日はそんなコンビニのフライヤー商品の裏側についてご紹介したいと思います。

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フライヤー商品を売る理由

フライヤー商品を売る事には大きく2つの理由があります。

  • 売り上げを上げる為
  • 利益率を上げる為

売り上げを上げる為

これはみなさんが想像できる事だと思います。揚げ物というのは自分で実際に作ろうと思うとなかなか大変ですよね。
具材の仕込みをして、衣を準備して、油を大量に用意して、揚げて、、、さらに後片付けも大変です。
そんな手間のかかる揚げ物が簡単に食べる事ができるんですから、消費者の需要はかなりありますよね。

それに普段揚げ物を食べない人でもレジで並んでいる間に揚げ物を見ていると買うつもりはなくてもついつい買ってしまいますよね。

レジ前にフライヤーを置く理由として、客単価の向上を目的にしているのです。

客単価とは

客単価とはお客さん一人あたりの購入金額のことで、客単価が多いと利益が上がっていきます。

例)
客単価400円のお店に一日1000人お客さんがくると、そのお店の1日の売り上げは400,000円となりますが
客単価500円のお店に1日1000人のお客さんがくると、そのお店は1日500,000円の売り上げとなります

このように客単価が上がれば、お店の売り上げが大きく上がるのでコンビニだけでなく商売をしている人にとって客単価とはかなり重要な要素となるのです。


レジ前のフライヤーはこの客単価の増加に大きく貢献しており、揚げ物を作る時間が無いような人の為に売るという面もあれば、揚げ物を買うつもりが無かった人にレジ前で見せる事により購入させ、客単価を向上させるという面もあるのです。

利益率を上げる為

経理用語に「GP」というものがあります。グランプリでは無いですよ。
「Gross operating Profit」の略称で{売上高-売上原価=売上総利益}のことをさし、商品の売り上げからその商品の原価を引いたお店の利益のことです。粗利という呼び方をされることもありますね。

フライヤー商品はこのGPがめちゃくちゃ高いんです。
一般的な商品のGPは20〜40%くらいなのに対してフライヤーのGPは50〜70%もあるんです!
これをわかりやすく説明すると

GP30%の100円の商品が一つ売れた場合
{売上高(100円)-売上原価(70円)=売上総利益(30円)}となります。

それに対しGP70%の100円のフライヤーが一つ売れた場合
{売上高(100円)-売上原価(30円)=売上総利益(70円)}となり、同じ100円の商品が売れても利益としてはこんなにも差があるのです。

これがフライヤーの最大の強みで、この高いGPがあるためどのお店でもフライヤーが売られているのです。

値段の高い商品でタバコなどがありますが、実はタバコの利益率とても低くおよそ10%くらいしか無いので500円のタバコが売れても50円程しか利益になりません。

その他の利益率の高い商品

他にも利益率の高い商品をランキングにするとこんな感じです

  1. コピー機(90%)
  2. カフェ(80%)
  3. フライヤー(70%)
  4. 新商品ドリンク(60%)

コピー機が高いのは少し意外だったのでは無いでしょうか。コピー機は店員がいなくても売り上げをあげ、紙の仕入れ金額はほぼ0円と言われています。なのでコンビニで大量にコピーしてもらうのはお店側にとってかなり嬉しいのです。

セブンイレブンの7カフェやローソンの街カフェも利益率はとても高いです。
これもコーヒーの豆代は、ほぼタダと言われており、カフェの原価のほとんどはカップ代なのです。
なので、缶コーヒーではなくカフェのコーヒーを買ってもらった方がお店としては嬉しい限りなのです。

最後は少し例外的なのですが、新商品の飲料に関してはGPが高い事があります。
これは特別原価と呼ばれるもので、新商品が登場する第1週目に仕入れた商品に限り利益率を60%にしますというもので。メーカーが多く仕入れてもらう為にしているものになります。


第1週目に100円の商品を発注した場合、その商品が売れたら60円が利益です。

ですが、2週目以降に同じ商品を発注して、その商品が売れたら利益は40円になるという事です

こういった政策がされている事がよくある為、新商品が登場する第1週目に大量に発注したりするのです。

仮に特別原価で大量に入れた商品が売れなかった場合でも、値下げして売っても利益になる為、オーナーや店長はそういった商品を大量に仕入れるのです。

フライヤーの鮮度

一般的な商品には賞味期限や消費期限がありますよね。それが商品のラベルに貼られているのでお客さんでも確認する事ができます。
ですがフライヤーは別でお客さんが鮮度を確認する事はできません。なので、そういった事を理由に買わない人もいるかもしれませんが安心してください。

フライヤーの鮮度はとても短くおよそ4.5時間とされています。「揚げてから5時間も経ってるのかよ」と思われるかもしれませんが、専用什器に入っている商品は劣化がめちゃめちゃ遅いんです。アルバイトをした事がある方なら分かる事ですが、あの什器めちゃめちゃ熱いんです。触ったら確実に火傷をするレベルです。
そんな中に入っているので5時間くらいじゃ劣化はしません。私の体感ですが7.8時間経つと商品が劣化し、美味しく無くなります。

揚げた商品は揚げた時間ごとに鮮度の紙を印刷しているので、ちゃんとしているお店だと5時間経った鮮度切れの商品を売る事はありませんので安心してください。

まとめ

これがコンビニのレジ横でフライヤー商品を売っている裏側です。
よく〇〇円引きなどのセールをしているのはそもそもの原価率がめちゃめちゃ低いのでそういったセールを行いやすいんですね。

だからといって買わないという事を推奨するわけじゃないですよ。
フライヤーを美味しいですし、家で揚げ物を作るのは面倒ですし楽して美味しいものを食べたいですよね。

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