コンビニ社員が教える!週一勤務でも貰えるアルバイトの有給

アルバイト

日本の一般の通説で有給をもらう事ができるのは、社員として雇用されている人だけという認識が広まっていますが、実はアルバイトの方も誰でももらう事ができるのです。

今日は、そんなアルバイトの有給についての紹介と注意点などをまとめたものを紹介したいと思います。

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有給について

有給、有休と呼ばれるものがどういったものか知らないい方もいるかもしれないので有給について説明したいと思います。
有給というのは仕事を休んでいる日にも給与が発生する日というのを有給と言います。
そしてこの有給というのは一定の条件を満たす事で、正社員だけでなく、アルバイトにも貰う権利が発生するのです。

アルバイトが有給を貰う条件

アルバイトの方が有給を貰う際には2つの条件を満たしている必要があります。

  1. 半年以上の継続勤務をしている
  2. 所定労働日数日の8割以上出勤している

半年以上の継続勤務とは

半年以上の継続勤務とは、途中でやめる事なく勤務をしていることです。
途中で辞めずに勤務している人であれば半年経った時点でこの条件は簡単に満たす事ができます。

所定労働日数日の8割以上出勤している

週所定労働日数とはバイト先との一番最初に決める日数の事で、よく決める方法は週何日働くかという感じで決める事が多いです。
この日数を適当に決めると有給をもらえるかもらえないかに大きな差が出てきます。

例えば週3日を週所定労働日数として契約すると半年の間に最低でも約62日働く必要があります。
これを下回った日数の勤務の場合有給は発生しません。

だからといって週所定労働日数を週一など少なく契約すると自分の貰える有給が少なくなるので、自分にとって都合が良い日数で契約するようにしましょう。

有給休暇の計算方法

有給休暇の日数は2つの要素により、変化します。

継続勤務年数と週所定労働日数です。
継続勤務年数は働き始めて何年経っているかです

週一〜週4日勤務の有給日数の表

このように週一日と少ない勤務をしている人にも有給が発生します。
半年から発生し、一年ごとに有給の日数は増えていき、6年半が上限となります。

週所定労働日数よりも多く働いている場合、その勤務に合わせて有給休暇が付与される場合もあるので一度勤務先の上司に確認してみてください。

この期間の間に必要な日数分働いていれば、途中で1.2週間休んでいても有給は貰う事ができるので、実家に帰ったりテストでバイトに行けてなくても大丈夫です。

有給で貰える給与

有給で貰う給与の計算には3つのパターンがあります

  1. 平均賃金
  2. 通常賃金
  3. 標準報酬日額

平均賃金

過去3ヶ月の合計賃金から平均の賃金を計算する方法です。

  • 3ヶ月の合計賃金÷3ヶ月間の日数
  • 3ヶ月の合計賃金÷3ヶ月の労働日数×0.6

この2つの計算方法で金額の高い方を支払います。


例)1ヶ月の賃金が5万で1ヶ月で10日働いていた場合

  • 3ヶ月の合計賃金(15万)÷3ヶ月間の日数(90日)=有給1日の給与(1667円)
  • 3ヶ月の合計賃金(15万)÷3ヶ月の労働日数(30日)×0.6=有給1日の給与(3000円)

この場合、有給一日につき支払われる給与は3000円となります

通常賃金

通常受け取れる金額と同額支払われる計算です。アルバイトの場合は契約時の所定労働時間を元に計算します


例)時給850円で所定労働時間が4時間の場合

  • 時給(850円)×所定労働時間(4時間)=有給1日の給与(3400円)

この場合の有給一日につき支払われる給与は3400円となります

標準報酬日額

この計算方法は他の2つとは少し変わったものになります。

標準報酬日額とは、社会保険料計算の軸ともいえる、標準月額を日割り計算したものです。標準月額は、収入によって一級から50級までの50等級に分けられた値が該当し、この支給額は都道府県ごとに変化したり、標準報酬日額を用いるためには労使協定を結ぶ必要があります。

この3つの計算方式のどれを利用するかは会社に決定権があるので、自分で計算方法を選ぶ事はできません。自分の職場がどれを適用しているのかは上司などに聞いて確認しましょう。

有給を貰う方法

上で説明した条件をクリアさえしていれば、アルバイトでもパートでも誰でも有給を貰う事ができます。有給を利用する方法は会社によって様々で口頭で伝える場合や書類を書く場合もあります。

アルバイトさんの場合休みたい日はシフト希望を出せば休めるので、有給希望日がない場合も多いと思います。そのような場合は自分の給与に有給を付与して下さいと伝えれば、働いていない日に付与して有給を受け取る事ができるのでおすすめです。

有給を取得する際の注意点

アルバイトさんが有給を貰う際にはいくつか注意する事があります

  • 有給休暇の日数や給与の把握
  • 有給休暇の有効期限
  • 有給休暇の理由

有給休暇の日数や給与の把握

自分が取得している有給休暇に関しては自分で知る事が重要です。2019年に制度が変わってアルバイトでも容易に有給が取得できるようになって経営する側はあまり有給について教えてくれない事も多いです。
なので、自分の有給の日数や計算方法などをしっかり確認しましょう。
場合によっては有給はないと言われる事もあるかもしれませんが、週所定労働日数や所定労働時間などは雇う人とアルバイトさんの両者の話し合いで決定させるので、これを教えてもらっていないのは違法に当たる事もるので自分から確認するようにしましょう。

有給休暇の有効期限

有給休暇には有効期限があります。
有効期限は有給休暇を取得してから2年で消失します。なので働き始めて半年後に取得した有給は2年後には消えてしまうので、消失するまでに利用するようにしましょう。

有給休暇の理由

有給休暇はもらって当然の権利なので、有給利用の際の理由は自由です。
なので有給の理由を伝える必要はなく、「私用です」で十分です。理由がないと取得できないという事は絶対にないので、あえて嘘をついたり詳しく言う必要はありません。

+αで知っておく事

アルバイトの有給休暇は制度が始まったばかりで、取得しづらい事もあると思うのでプラスαで知っておくと良い事もいくつか説明します。

  • 有給の早い段階での申請
  • 会社は原則有給を断れない

有給休暇の早い段階での申請

変なトラブルを避けるためにも有給を取得する際は、なるべく早めに申請するようにしましょう。
連日でまとめて有給を消化したいなどは、まだ日本ではあまり快く思わない人が多いのが現実です。アルバイトの有給も同じで会社としては人件費が高騰するのであまり取得はして欲しくないものと言う認識なので、有給をとると嫌がられることもあると思いまあす。
なので有給取得の際は、早い段階で申請し変な摩擦が起こるのを避けるようにした方がようでしょう。

会社は原則有給を断れない

原則として会社側は有給休暇の取得を拒否することはできません。ですが一部会社が拒否することができる場合もあります。
それは労働者がその日有給を取得することで会社の運営に支障をきたす場合、会社は有給取得の日を別の日にしてもらう権利があります。これは時季変更権と言うもので、例えば繁忙期で普段入っている日を有給にしたい場合に会社が「ちょっと待って別の日にして」とする事ができるのです。
なので有給休暇を取得する際は繁忙期などは避けた方が良いでしょう。

まとめ

制度が変わってアルバイトでも有給をもらう事ができるようになりましたが、雇う側がこのことを詳しく説明してくれることはまず無いでしょう。さらにこの事を知らないアルバイトやパートの方も多いと思います。

この記事を読んで有給が取れることを知った人が増えれば幸いです。
現在ではもらって当然の権利なので、取得した際はしっかり消化するようにしましょう。

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