引っ越しの契約後のキャンセル料はいくら?大手引っ越し業者4社で比べてみた

引っ越し
出典: oldtakasuさんによる写真ACからの写真

引っ越しの時期になると、たくさんの引っ越し社から利用する業者を選ぶと思いますが、いざ選んでいると後からもっと安い業者が見つかった!なんてことがありますよね。

そんな時、もうすでにどこかで引っ越しの契約をしていると、その契約している業者をキャンセルする必要が出てきます。

そんな時に心配になるのが、『キャンセル料』ですよね。

意外に引っ越しのキャンセル料については知られていないので、大手引っ越し業者4社の引っ越しのキャンセル料について比べてみました。

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引っ越しには明確な規約があるの?

引っ越しといえば、契約時に様々な内容に合意をして引っ越しを行うかと思いますが、その内容がどうやって決まっているのかは知りませんよね。

引っ越しの際に合意する内容は、『標準引越運送約款』という国土交通省が定めたルールに則って作成されています。

なので引っ越しの規約というのは、明確に定められた国のルールがあるので引っ越し業社の自由に作られている訳ではありません。

契約後にキャンセルした場合、お金は掛かるの?

標準引越運送約款では、引っ越しのキャンセルに関しても明記されています。

この標準引越運送約款は、平成27年に施行されたもので平成30年6月に改正されました。

情報が古いサイトだと、キャンセル料の金額が違うので注意して下さい。

解約手数料又は延期手数料等
第二十一条 当店が、解約手数料又は延期手数料を請求する場合は、その解約又は受取日の
延期の原因が荷送人の責任によるものであって、解約又は受取日の延期の指図が見積書に
記載した受取日の前々日、前日又は当日に行われたときに限ります。ただし、第三条第七項の
規定による確認を行わなかった場合には、解約手数料又は延期手数料を請求しません。

https://www.the0123.com/company/pdf/yakkann2.pdf

つまり、荷物を出す日の2日前よりも前にキャンセルを申し込んだ場合、キャンセル料は発生しないという事です。

これは、どの引っ越し業者にも適応されるルールなので、どこの業者で契約をしたとしても2日前よりも前ならキャンセル料は発生しません。

ですが、引っ越し日の2日前からの解約ではキャンセル料を請求する事が出来るので注意が必要です。

キャンセル料についての規約

しかし、実際に引っ越し直前でキャンセルをする場合もあるかと思います。

どの程度のキャンセル料が掛かるのかについても、明確な規約があります。

2 前項の解約手数料又は延期手数料の額は、次の各号のとおりとします。
一 見積書に記載した受取日の前々日に解約又は受取日の延期の指図をしたとき 見積
運賃等(料金にあっては、積込み、取卸し、搬出、搬入、荷造り及び開梱に要するもの
に限る。次号及び第三号において同じ。)の二十パーセント以内
二 見積書に記載した受取日の前日に解約又は受取日の延期の指図をしたとき
見積運賃等の三十パーセント以内
三 見積書に記載した受取日の当日に解約又は受取日の延期の指図をしたとき
見積運賃等の五十パーセント以内

https://www.the0123.com/company/pdf/yakkann2.pdf

要約すると、以下の金額以内でキャンセル料として請求されます。

  • 前々日の解約・延期では見積もり金額の20%以内
  • 前日の解約・延期では見積もり金額の30%以内
  • 当日の解約・延期では見積もり金額の50%以内

大手引っ越し業者4社のキャンセル料

キャンセル料は〇〇%以内と記載されているので、引っ越し業者によって標準引越運送約款の金額よりも少ない可能性があります。

なので今回は大手引っ越し会社の、「サカイ引越センター」「アート引越センター」「アリさんマークの引越社」「日通(日本通運)」の4社のキャンセル料をまとめました。

ネットで調べても全然出てこないので、実際に問い合わせて聞いてみました。

サカイ引越センターのキャンセル料

サカイ引越センターキャンセル料
出典:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/course/tubo/entry1.html

サカイ引越センターでは、基本的に規約通りに「前々日は見積もり金額の20%」「前日は30%」「当日は50%」を請求するそうです。

もし、あなたの引っ越しの見積もり金額が10万円だとすると「前々日で2万円」「前日で3万円」「当日だと5万円」を請求されます。

〇〇%以内の金額になる可能性に関しても問い合わせた所、無いという回答でした。

アート引越センターのキャンセル料

出典:https://www.the0123.com/concierge/faq/detail29.html

アート引越センターで、キャンセル料が少なくなる可能性があるのかについては現在問い合わせ中の為、少々お待ち下さい。

ですが公式サイトの記載によると、サカイ引越センター同様20%・30%・50%で請求されるかと思います。

アリさんマークの引越社のキャンセル料

アリさんマークの引越社は電話で問い合わせる事ができました。

アリさんマークも前の2社と同じ様に20%・30%・50%で請求されるのですが、他とは少し違う様でした。

キャンセル料の計算方法

例)前々日にキャンセルの場合
(見積もり金額 – オプション料金)× 0.2 = キャンセル料

通常は見積もり金額の〇〇%がキャンセル料となるのですが、アリさんマークの引越社の場合は、見積もり金額から電気工事などのオプション料金を引いた金額の〇〇%がキャンセル料となる様です。

また、ダンボールに関してもダンボールはサービスで渡している物なのでキャンセルしてもダンボール代は請求されないとの事です。

日通(日本通運)のキャンセル料

出典:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/faq/charge/04.html

日通のキャンセル料は、プランによって違いがあります。

単身者向けの引っ越しプランの、単身パックS・Lだと「標準貨物自動車運送約款」が適応される為、当日キャンセルのみ500円のキャンセル料が発生します。

単身パック以外の引っ越しプランの場合は、他の業者と同様に20%30%50%とキャンセル料が発生します。

日通のキャンセル料まとめ
  • 単身パックS・L
    当日キャンセルだと500円のキャンセル料
  • その他のプラン
    前々日キャンセルで20%
    前日キャンセルで30%
    当日キャンセルで50%

契約後のキャンセルで注意をする事

注意点
  1. 引越日までの日数
  2. ダンボール
  3. 違法にキャンセル料を請求される
  4. その他のサービスを受けた

契約後にキャンセルをした場合には注意しなければならない事があります。

まず一つ目が、引越日までの日数です。

これは先ほども説明した様に、2日前のキャンセルからはキャンセル料が発生するので、もしキャンセルする場合は早めにキャンセルをして下さい。

二つ目は、ダンボールの処理です。

すでに引っ越し業社からダンボールを受け取っていた場合、キャンセル時に引っ越し業社に回収を依頼して下さい。

未使用のダンボールの場合は、無料で引き取ってくれるはずですが、業者によってはダンボールの費用を請求される可能性があります。
アリさんマークの引越社では無料でダンボールを回収してくれます。

三つ目は、違法にキャンセル料を請求される可能性です。

大手引っ越し社ではあり得ませんが、小さな引っ越し業社の場合、前々日以前にキャンセルをしたのにキャンセル料を請求される可能性もあります。(噂)

もし、請求されても国の定めた規約で前々日よりも前のキャンセルであれば支払う必要は無いので安心して下さい。

四つ目は、その他のサービスを既に受けていた場合です。

その他のサービスとは、荷造りや配線関連などのオプションサービスの事です。

その様なサービスを既に受けていた場合、前々日よりも前にキャンセルをしても、そのオプションの料金のみ請求されてしまいます。

キャンセルをする時は、何かオプションサービスを受けていないかを確認して下さい。

契約後のキャンセルを円滑に行う方法

キャンセルをする時には、電話をしなければならないので気が重たいですよね。

実際、キャンセルの電話をすると値引きの交渉などのセールストークをされ、結局キャンセル出来ないという事もあります。

そんな方の為の、オススメのキャンセル方法が営業所に電話をするのでは無く、本社に連絡をしてキャンセルをする方法です。

営業所に電話をしてキャンセルをする場合、高い確率で引き止められます。

でも、本社に電話をしてキャンセルをした場合、特に引き止められる事も無いので、気楽にキャンセルをする事が出来ます。

引っ越しキャンセルの理由

また、キャンセル時にはキャンセルの理由を聞かれる事もあるのですが、この理由は割と適当でも問題ありません。

形式的に聞かれているだけなので、それっぽい理由を言えば納得してくれますし、正直に他の業者の方が安かったと伝えても問題ありません。

使いやすいキャンセル理由3選
  • 他の業者の方が安かった
  • 引っ越しの予定が無くなった
  • 友達・家族に引っ越しをお願いした

使いやすいキャンセル理由ではこの3つが挙げられます。

正直に言っても問題無いのですが、引き止められるのが嫌な場合は予定が無くなったと言えば引き止められる事はありません。

もしも、キャンセルをするの気が重いというのであればこの理由を使ってみてください。

まとめ

大手引っ越し業社を調べてみましたが、どの業社もキャンセル料ではあまり違いはありませんでした。

キャンセル料で張り合う必要性は無いので当たり前ですが、どこの引越社でも前々日だと20%、前日だと30%、当日だと50%のキャンセル料を請求されます。

もしも引っ越しのキャンセルをするのであれば、なるべく早いうちにキャンセルの旨を伝える様にしましょう。

また、営業所に電話をするのでは無く、本社に電話をしてキャンセルをすると楽にキャンセル出来ます。


余談ですが、今回大手引っ越し社に直接連絡をして話を聞いたのですが、アリさんマークの引越社が一番親切に教えてくれました。

私は引っ越しを依頼する訳では無く、話を聞くだけだったので申し訳ない気持ちもあったのですが、アリさんマークの引越社の担当の人は、キャンセル料の計算方法など詳しく教えてくれたので個人的に嬉しかったです。

アリさんマークの引越社は過去に色々とありましたが、働く人は良い人なんだなと思いました。

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