引っ越しと言うと何かとお金が掛かるイメージですが、関西から関東に引っ越すとなると、掛かるお金も増えてしまいますよね。
でも引っ越しなんて、そんなに何度もする訳じゃないから、どれくらいお金が掛かるか分からないですよね。
実際、引っ越しで掛かるお金は人によって全然違うので、どのくらいが相場かも分からないですよね。
なので今回は、関西から関東への引っ越しの相場や引っ越し費用を安くする方法をご紹介します。
関西から関東の引っ越しの相場
まず最初に知っておきたいのが、関西から関東の引っ越しの相場ですよね。
引っ越しの費用は時期と距離によってかなり変動があり、一般的に2〜4月が繁忙期で、それ以外の月は通常期と呼ばれています。
通常期と繁忙期では掛かる費用に雲泥の差があり、同じ場所への引っ越しでも繁忙期は通常期よりも費用が高額になる事がほとんどです。
今回は単身者の方の引っ越しで、ある程度荷物がある場合を想定して相場を調べました。
引っ越し先までの距離 | 通常期 | 繁忙期(2〜4月) |
---|---|---|
市区町村内(〜15km) | 48,059円 | 58,037円 |
都道府県内(〜50km) | 49,448円 | 62,733円 |
同一地方内(〜200km) | 64,775円 | 82,034円 |
近隣地方内(〜500km) | 79,856円 | 95,646円 |
遠距離地方(500km〜) | 99,350円 | 117,857円 |
やはり、通常期と繁忙期では費用にかなり差がある事がわかります。
また、今回はあくまで平均的な費用となっているので、業者によってはこの金額の倍以上の費用が請求される事もあります。
引っ越しの費用に関わる3つの要素
引っ越しの費用には以下の3つの要素が大きく関係してきます。
- 引っ越し先までの距離
- 荷物の量
- 引っ越し業者の人数
1つ目が引っ越し先までの距離ですが、先程の表のように引っ越し先までの距離が遠くなれば遠くなるほど引っ越しの費用は高額になります。
2つ目の荷物の量ですが、これは荷物を積むトラックによって値段が変動するのです。
大型のトラックになるほど、費用が高額になり、小型のトラックは費用が安くなります。
なのでトラックに入る量であれば、多少荷物が増えても引っ越しの費用は変動しません。
3つ目の引っ越し業者の人数ですが、これは人数が多いほど人件費が掛かるので引っ越しの費用が高額になります。一般的な単身者の引っ越しですと、ドライバー含めて2人の作業員となります。
引っ越しの費用が変わる荷物
引っ越しの際には、この荷物があるか無いかで、引っ越しの費用が変わる荷物があります。
それは、ベッド・家電・大型家具の3種類の荷物です。
ベッドの場合は基本的に解体して引っ越しをするのですが、解体・組み立てまで一貫して行う為、手間賃として引っ越し費用が上がります。
私が、業者の人と話した所、ベッド一つで約2.3千円の費用が追加となるようです。
また、ほとんどの家電に関しては追加で料金は掛かりませんが、大型冷蔵庫や大型のTVなどは運搬するのに人数が必要になるので、引っ越しの料金が上がります。
大型家具も同様の理由で、引っ越しの費用が上がります。
関西から関東の引っ越しの実際の見積書
これは、私が引っ越しをした時にもらった実際の見積書です。
私の引っ越しの場合は、少し特殊な形での引っ越しなので参考になる人が少ないかもしれませんが、参考までにご覧下さい。

・距離(ギリギリ500km未満)
・12月に前住居から荷物を出す
・引っ越し先に届けるのは2月
・1ヶ月以上荷物を預かってもらう
・荷物は、ダンボール約10個・カーペット・PC・ベッド・自転車・机2つ
・その他、家電は無し
引っ越し先の関係で入居が2月からとなった為、1ヶ月以上荷物を預かってもらう必要があった為、荷物の一時預かりをしてもらいました。
税込71,500円という金額ですが、一時預かりできる業者で引っ越しをしたのであればかなり安い値段です。
他の業者ではほとんどが9万円以上したので実質2万円値引きした形での引っ越しとなりました。
引っ越しの費用を安くする方法
では、実際に引っ越しの費用を安くする方法ですが、費用を安くするには以下の手順通りにするだけです。
1.引っ越しの相場を調べる
2.約3社に訪問見積もりに来てもらう
3.訪問見積もりに来た3社の費用を値切る
1.引っ越しの相場を調べる
まず、最初の手順ですが、引っ越しの相場をある程度調べておく必要があります。
調べると言っても単純な事で、ネットの無料見積もりで依頼をするだけです。
ネットの無料見積もりでは、引っ越しの情報を入力するだけで簡単に見積もりをして相場を知る事が出来ます。
一度の複数の業者から見積もりだけを貰うことができるので、時間の節約になります。
注意点
見積もりを依頼すると、その日の内に複数の業者から電話が掛かります。
なので電話に出られる日に見積もり依頼をする事をオススメします。
また、業者によっては先着〇〇名様限定で料金割引のサービスを行なっていると言われますが、基本的に無視して大丈夫です。
最終的な引っ越しの費用はその割引された料金よりも確実に安く出来ます。
2.約3社に訪問見積もりに来てもらう
大切なのがこの訪問見積もりに来てもらう3社です。
実際に引っ越しを依頼するのは、この3社からとなるので訪問見積もりを依頼する業者選びは大切です。
ちなみに私の場合は、時間が無かった為、アート引越センター・サカイ引越センターの2社に訪問見積もりに来てもらいました。
関西から関東の長距離の引越しの場合は、小さな引越社よりも大手の引越社の方が、値段が安くなりやすいので、訪問で来て貰うのは大手引越社がオススメです。
注意点
訪問見積もりに来る人は、その日中に契約を得るために、巧みな話術でアピールしてきます。
「今契約してくれると、相場よりも安くします」や「今限定の料金にします」など、格安の値段を提示されますが一度落ち着いて下さい。
見積もりに来きて貰うのは3社ですが、初めから本命の業者はその内の1社だけです。
他の2社は本命の業者の料金を下げる為に来て貰うだけなので耐えてください。もし、その場で契約してしまっても無料でキャンセルできるので安心して下さい。
3.訪問見積もりに来た3社の費用を値切る
最後のステップですが、訪問見積もりで値切って下さい。
本命の業者は3社目なのでそれまでに、どれだけ安く出来ているかが鍵になります。
1社目よりも2社目の方が安く、2社目よりも3社目の方が安くなります。
ここで業者の人への値切り方は単純で「他の業者は〇〇円」と伝えるだけでOKです。
注意点
ここでは1点だけ注意して下さい。
訪問に来た業者は、「予算はいくら?」と聞いてきますが、特に決めてないと伝えてください。予算を伝えると引越し費用の足元を見られるので注意してください。
「相場が分からない」など、最初に無知なことをアピールすると相手は油断して、その後交渉しやすくなるのでオススメです。
実際に行なった引越し料金の値切り方
では、実際に私が行なった値切るまでの流れを紹介します。
訪問見積もりに来てもらった引越社
今回の場合の引越しでは、時間が無かった為、2社しか訪問に来てもらっていませんが、時間に余裕がある場合は3社に来てもらった方が安く出来ます。
私が選んだ訪問見積もりはアート引越センターとサカイ引越センターで、本命の引越業社はサカイ引越センターです。
訪問見積もりの時間はおよそ30分くらいです。
本命のサカイ引越センターよりも前にアート引越センターに来て貰うので下のようなタイムスケジュールとなります。
14:00〜アート引越センター
14:30〜サカイ引越センター
アート引越センターへの値切り方
アート引越センターの費用は、ネットの見積もりを元に値切りました。
「安さで選ぶのでこのネットの見積もりよりも安くして下さい」と伝えました。
ネットの見積もり相場は9.5万円だったので、9万以下しかありえないと伝え最終的に8万円まで値切りました。
アート引越センターの場合は、荷物の一時預かりに費用が掛かる為、実際の引越費用は5.9万円で、30日の荷物預かりで2.1万円追加となりました。
サカイ引越センターへの値切り方
サカイ引越センターの費用は、アート引越センターの費用を元に値切ります。
値切り方は、「アート引越センターの料金は8万円」と伝えるだけです。
そして最終的には税込7.15万円まで値切る事が出来ました。
私的には予算以内に引っ越す事が出来たので良かったですが、実は一つだけ失敗していました。
サカイ引越センターは荷物預かりに追加で費用は掛からず、アート引越センターの引越のみの費用は5.9万円でした。
つまり後1万円近くは値切れたはずなので悔しいばかりです。
引っ越しの料金を値切る時の注意点
引っ越しの費用を値切る際は、あらかじめ本命の業者を決めておいて下さい。私のオススメの本命業者はサカイ引っ越しセンターです。
サカイ引っ越しセンターは比較的費用が安くなりやすく、値切る交渉がしやすいです。
そして引っ越しの相場を把握して、本命の業者から値切る事で確実に安く出来ます。
あくまで自分の予算は伝えずに、限りなく安くする事を目標にして値切って下さい。
また、引っ越しでは引っ越しの時間帯などを指定しないで依頼をすると安くできるので、引っ越し日に時間の余裕があれば、時間指定をしない方が良いです。
無料で出来る引っ越しの見積もり
引っ越しの時の最初のステップである、ネットの一括見積もりですが、オススメなのは「引越し侍」です。
引越し侍は290社以上の見積もり業者から、最大で10社までを無料で一括見積もりを依頼する事が出来ます。
24時間無料で依頼する事ができるので時間を選ばなくても相場を知る事ができ、複数業者にも1分で依頼する事ができるのでかなり便利です。
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まとめ
以上が、関西から関東への長距離引越しの費用を安くする方法です。
以外な事に、ベッドの有無はあまり引っ越しの費用には関わらないのです。
確かに大型の家具があると費用は掛かりがちですが、あくまでもトラックの容量によって費用は変わるのでベッドが一つあるのか無いのかはそれほど関係はありません。
また、値切る際には相場を把握した上で、本命の業者から値切るようにして下さい。
私みたいに把握漏れがあって後悔する事が無いようにしましょう笑